コンセプト4

宮益広場も東口広場も西口広場もハチ公広場に

コンセプト 4 の図

ハチ公広場が街へのエントランスとして機能している二つの理由。一つは神宮通りと宮益坂・道玄坂の通り(旧大山街道)は通過交通ではなく域内交通を主としているため、歩行者と車がスクランブル交差点などで共存できるから。
もう一つはハチ公広場が交通広場(バスターミナル)ではないから。明治通りや246の通過交通がアンダーパスやオーバーパスで分離されれば宮益坂交差点も渋谷警察前交差点も桜ヶ丘交差点もスクランブル交差点などで対応できるでしょう。
さらに現在東口広場や西口広場を占めるバスターミナルが、通過交通の分離に伴って地下化或いはデッキ化されれば、それらも交通広場でなくなり、ハチ公広場のように街へのエントランスとして機能します。そして駅のシャフトを中心にそれら 4 つの広場がぐるっとつながれば、山手線と 246 によって十文字に分断されている渋谷の街をつなぐ最も内側のリングになり、一つの渋谷広場になるのです。